2017.01.28 鎌倉日帰り旅行-1 計画・円覚寺

今回は日帰りで鎌倉旅行を計画してみました。
私が住んでいる場所からは、鎌倉はかなり手軽に行くことが出来る観光スポットで、学校の遠足で行くこともあるくらいの場所です。
そして非常に歴史の深い町でもある。

何回か学生時代に遠足で来たことがあるという理由と、自宅から結構近くて手軽に行くことが出来るという理由から、今まで改めて行くことを考えてこなかったのですが…
よくよく考えてみると、学生時代に鎌倉で色々見たはずの神社とか景色とかは全然覚えてないし、全く印象に残ってもいません。

これは考えてみれば結構当たり前の話で、学生時代には「どこに行ったか」ではなく「誰と行ったか」の方が重要になるんですよね。
「友達と遠足で遊びに来た」という記憶しかないのは自然なことなのだと思います。

そもそも学生時代にはお寺や神社にあまり興味ないという理由も大きいです。
でも私の場合は歳を重ねて大人になるにつれて、お寺や神社などに少しずつ興味を持つようになってきました。
これは私が建築関係の仕事をしているというのも、木造建築の代表であるお寺や神社に興味を持つ理由としては大きい気がします。

なので、改めて歴史ある鎌倉にたくさん存在しているお寺や神社をじっくり見て回りたい! と考えて今回の鎌倉旅行を計画しました。
とは言ってもやっぱり鎌倉には非常にたくさんのお寺や神社があって、それらを全部見てまわるのはかなり難しいというのが正直なところです。

有名なお寺や神社がある一方で、あまり観光客の方が訪れないような場所もあるので、何を見るのかを計画しない状態では現地で困ってしまいます。
だけどガチガチに予定を組みすぎると、参拝して御朱印をもらうことが「ノルマ」みたいになって全然楽しめない可能性もあるので、バランスを考える必要はあります。

じっくりとそれぞれの観光スポットを見つつ、ある程度効率良く色々なところを見て回り、なおかつ何か美味しいものも食べて帰りたい。
こうした欲張りな欲求が観光客としての本音ではないかと思います。

と言うことで少し鎌倉のお寺や神社などを調べてみると、まずは鎌倉で一番有名だと思われる鶴岡八幡宮があります。
そして同じくらい有名な大仏のある鎌倉大仏殿高徳院。
あとは鎌倉五山と呼ばれる寺院があるとのことで…

第一位:建長寺(けんちょうじ)

第二位:円覚寺(えんがくじ)

第三位:寿福寺(じゅふくじ)

第四位:浄智寺(じょうちじ)

第五位:浄妙寺(じょうみょうじ)

という順位付けになっているようです。

この鎌倉五山は「日本の禅宗のうち、臨済宗の寺院を格付けをする制度」とのことで、なにやら政治的なにおいがする制度だと感じます。
こうした順位付けはあまり観光客には関係ない気もします。

だけどやはり格式の高い寺院は敷地が広い場合が多く、参拝する方も多いという現実もあって、イヤらしい話ですがお金も入りやすくなっています。
そうなると古い建物であってもこまめに手入れをすることが出来て、観光地としては魅力的な場所になっているというのも事実としてあるんですよね。

そのあたりを考えるとやっぱり鎌倉五山は押さえておきたいところです。
こうして調べていくと、まずは鶴岡八幡宮は外せないし、大仏も見たいし鎌倉五山を全部まわりたいということになりますが…
場所を調べてみるとこれらのお寺や神社はこんな位置関係になっていることが分かります。

鎌倉五山と鶴岡八幡宮と大仏の位置

(´・ω・`) <結構ばらけてる…

これを一日でまわるのは不可能ではないとは思いますが、それぞれの場所に滞在出来る時間はほとんどない状態になりそうです。
一日の大半が移動時間になってしまい、それも散歩と言えば聞こえは良いですけど、ずっと歩くかバスで移動かもしくはタクシーという感じであまり楽しそうではないかも。

こうして色々と「どこに行こうかな…」と事前に色々考えるのは楽しいですよね。

色々調べていくと鎌倉五山以外にも各所で有名なお寺や神社がたくさんあって、さすが鎌倉という感じです。
全部を見て回るのは現実的ではないですけど、散歩しながらある程度のお寺や神社を順番を決めてまわっていくことが出来そうです。

色々と検討した結果、今回は地図で言えば左上側、北鎌倉駅付近から色々見ていこうと決めました。
大まかなルートは以下のような感じです。

・北鎌倉駅下車

・円覚寺

・明月院

・建長寺

・鶴岡八幡宮

・小町通りでランチ

・銭洗弁財天宇賀福神社

・佐助稲荷神社

・鎌倉駅に戻る

このルートをGoogleマップでルート検索してみるとこんな感じになります。

計画したルート

移動距離は7.2kmで1時間35分歩くと出ます。

時々目的地に数字が入っているのは、マップ上で「円覚寺」を指定すると一番近い道路を自動的に探してくれて、その結果とんでもない遠回りのルートを案内してくれるので、正面入り口を目的地に設定しているから。
実際はそれぞれのお寺や神社内でも歩くので、歩行距離はもっと伸びると思いますが、これなら1日でまわることが出来そうな気がします。

今思い出してみると鎌倉五山のひとつである「寿福寺」の前を通過するルートになっているので、せっかくなら寄れば良かったと思います。
でも寿福寺とか大仏とか鶴岡八幡宮から東側はまた今度日を改めて来ることにして、まずはこのルートで日帰り鎌倉旅行に行ってみたいと思います。

■北鎌倉駅

まずはJR横須賀線の北鎌倉駅で下車。
駅のホームから道路までが非常に近いというか、改札を出るとすぐに道路に出ることが出来るという便利な構造になってます。

改札はホームの一方にしかなくて、北鎌倉駅ビギナーの私は結構15両編成の電車のかなり反対側に乗っていたので、ホームの端から端まで歩くことに。
どうやら逗子方面進行方向に向かって先頭車両に乗っているのがベストだったようですが…ここで効率を重視してもあまり意味がないので遠くても全然OKです。

改札を出てからしばらくして北鎌倉駅を撮影するとこんな感じです。

北鎌倉駅の雰囲気

色々なお店があって賑わっている鎌倉駅に比べるとのんびり出来て良い感じ。
この日は土曜日だったのですが、北鎌倉駅で下車する方はそれほど多くはありませんでした。

まずは最初の目的地である円覚寺まで歩きます。
とは言っても、地図を見て頂ければ分かる通り、本当にすぐそこなのであっという間に到着します。

円覚寺の入口付近

■円覚寺(えんがくじ)

円覚寺は鎌倉幕府8代執権・北条時宗が開廟した寺院で、北条時宗本人が若くして没した際には円覚寺に葬られたので、北条時宗の廟所(お墓)もあります。
北条時宗はNHKの大河ドラマでも扱われた人物で、モンゴル帝国の侵攻、いわゆる「蒙古襲来」をを二度にわたって退けるなどの活躍をドラマで見ることが出来ます。

結構有名な歴史上の人物なのでご存じの方は多いのではないかと思います。

参拝時間は3月~11月までが 午前8:00~午後4:30で、12月~2月までが午前8:00~午後4:00となっていて、拝観料は大人300円・小人100円です。
私の場合は色々とまわることを考えて9:00くらいに付きましたが、当然既に参拝時間内なのですんなり入ることが出来ました。

受付はこんな感じ。

円覚寺の参拝受付

入り口を入ってすぐにある階段を上ると「山門」が見えてきます。

円覚寺の山門

また、調べてみると神奈川県で唯一の国宝建造物である「舎利殿」も円覚寺にはあって、建物を見たい私にとっては非常に魅力的なお寺だと言えます。
ただ、ここまで書いておきながら…

(;´д`)<全然写真残ってない…

残っているのはこんな写真だけ。

円覚寺の洪鐘

これは結構長めの階段を上った先にある国宝の洪鐘(おおがね)で、上ってきただけあってここは結構良い眺めです。
こんな良い場所に茶屋が営業しているので、ついつい冷たい飲み物などを飲みたくなってしまいますが、まだそんなに歩いてはいないので我慢我慢…

ある程度の規模の神社やお寺には大抵茶屋的な場所が用意されているので、全部の茶屋に「結構歩いたし…」とか言って寄ってしまうと大変なことになります。
お金的にもそうだし、時間もかかってしまい見て回る時間が少なくなるというデメリットもある。
このあたりはある程度バランスを考えなければ。

ちなみに今デジカメのデータを再確認してみると、ちょっとというか、かなり写真が少なかった。
円覚寺にはもっと撮影しておきたい場所があったのに…
これはもう仕方がない話だし、鎌倉には行こうと思えば何度でも足を運ぶことが出来るので、またもう一度訪れることになるかも知れません。

勾配のある土地に沿って作られた円覚寺は、道も広くてゆったりしていて非常に気持ちの良いところでした。
御朱印はこんな感じです。

【画像-08】

敷地が広いので一通りゆっくり見ていると一時間くらいあっという間に経過してしまいます。
そろそろ次の目的地である「明月院」に向かうことにしましょう。

円覚寺から明月院までは徒歩7・8分くらい。
横須賀線の線路沿いをのんびり歩いていき、交差点に表示されている案内通りに進めばすぐ明月院に到着するはずです。

これは鎌倉を散策する際に共通で言えることだと思いますけど、道が細くて歩道がない割に車の通行が意外にも多く、車を避けることが結構多い気がします。
元々道はそれ程広くなくて、小さい川が住宅に沿って流れていたりするので、どうしても歩道のスペースを確保することが出来ないのでしょう。

車を運転している方もさぞかし運転しにくいだろうな…と思いながら、結構頻繁にすれ違う車を見送ったりしながら歩きました。