2017.04.14 石川・福井旅行-8 永平寺

石川県・福井県観光の三日目はようやく福井県です。
福井県で有数の観光地である東尋坊や恐竜博物館、そして永平寺や平泉寺白山神社などの社寺、そして丸岡城や一乗谷城などのお城もある。

色々見たい場所はありつつも、移動時間とかある程度の効率とかを考えて、今回は立ち寄ることを諦めた場所も結構ありました。
特に一乗谷城を時間的な都合で諦めたのが残念です。

福井県は地図上で見るとかなり横長になっていて、県の西側は滋賀県や京都府とも隣接しています。
今回は山代温泉に宿泊しているので、なかなかそこまで足をのばすことが出来ないのが残念でした。

ただ、あんまり欲張って予定を詰め込んでも楽しくないので、そのあたりはバランスが難しいところです。
余裕がありすぎて手持ち無沙汰になるのも困るし、予定より1時間押しているから急いで見学しないと…という気持ちになるのもイヤですよね。

今回はそのあたりを考慮して福井県の東側をメインにしていますが、今度は福井県の西側をまわっていく旅行も計画したいものです。

こうした旅行の予定は、Googleマップが出来てからかなり楽になったというか、行程を組むのがさらに楽しくなりました。
今日の予定を考えている時には、一乗谷城を組み込めないか色々考えたんですけど、ちょっと駆け足での散策になりそうだったんですよね…

やっぱりある程度移動時間が読めるというのは非常に大きくて、計画した内容通りに全然いかない、というようなトラブルは激減しました。
安全な選択肢を選んでいるから、という理由もありますけど。

思った通りにいかないことこそが旅行の醍醐味、というような意味合いの言葉を時々耳にします。
国内旅行よりも海外旅行でこうした言葉が使われがちで、私も基本的に同じような考えを持っています。

前回少し話をしたように、道に迷って車内が険悪な空気になったとしても、結局は目的地に到着するんです。
そして後で思い出せばもう笑い話になっていて、今思い出しても腹が立つ、みたいなことは全然ない。

むしろそうしたトラブルの方が鮮明に覚えていたりするので、醍醐味というのはそうした部分を含めて言うのだと思います。
しかし、だからと言ってわざわざ思った通りにならないような計画を立てる、というのはちょっと違うような…

そんな「仕込み」をしても、結局思ったとおりにトラブルが発生しただけみたいなことになって、あまり意味がないです。
そうなったら驚けば良いのか当然だと思えば良いのか、微妙すぎて分からないですよね。

と言うことで、ある程度まではしっかり予定通りになるように、事前に時間とかを考えながら計画した方が楽しいと私は思います。
これは人それぞれで、性格によって全然違ってくるものなので、私のやり方を皆やるべきとかは全然思いませんけど。

さて、今回は丸岡城を後にして永平寺に向かうあたりからです。

■永平寺(えいへいじ)

丸岡城から永平寺までは車で30分弱で、北陸自動車道を使わなくてもあまり時間的には変わりません。
このあたりの道路は広くて非常に走りやすいこともあって、今回は一般道で永平寺に向かうことにしました。

10時40分には丸岡城を出て、永平寺に到着したのは11時10分くらい。
平日の昼前ということで道路もあまり渋滞してなく、のんびり走っても予定通りの時間という感じです。

車をどこに駐車するかですが、これは結構人によって好みが分かれるんじゃないかと思います。
永平寺みたいな規模の大きなお寺や神社などは「門前通り」みたいな通りがあって、そこに色々なお店が並んでいたりします。

蕎麦屋さんとかお土産屋さんが多いですが、そこを色々見ながら永平寺まで歩いていくのは結構楽しいです。
そうしたい場合は少し手前にある駐車場を利用して、永平寺まで散歩しながらお店を見ていくのがお勧めです。

永平寺門前通りに入る手前に広めの駐車場がいくつかあって、町営駐車場もあるし、大体が1日400円くらいと値段も良心的。
こうした場所では、時々びっくりするくらい駐車場の料金が高い場所もあるので、私は結構警戒しちゃうんですけど、ここは大丈夫そうです。

一方で、出来るだけ永平寺の近くに駐車したいと思う方もいると思います。
その場合、永平寺門前通りのお土産物屋さんで駐車スペースを持っているところも結構多いので、そちらを利用することをお勧めします。

参拝した後で食事をしたり、そこでなにか購入すれば駐車場料金は無料になる、というようなサービスがここでは一般的なようです。
どこかで食事をする予定があるなら、こうしたお店の駐車場を利用するやり方が楽だと思います。

私の場合、永平寺門前通りの一番永平寺側まで入っていき、食事も出来るお土産屋さん「てらぐち」の駐車場を利用させてもらいました。
お蕎麦屋さんが新しくて雰囲気が良いのと、やっぱり一番永平寺に近いことがポイントです。

ただ、駐車場は何というか「一方通行」に車を止めていくスタイルで、車を出そうと思っても前の車があると出られない状況になります。
逆のパターンとして、私の車があるから後ろの車が出庫出来ない、ということも充分にあり得ます。

そうなった際に、当然じっと待っている訳にはいかないので、その場合はお店の方が車を移動してくれます。
つまり、ここに駐車した場合は車の鍵をお店の方に預ける必要がある、ということです。

これが気になる、という方は別の駐車場にした方が良いです。
私は特に気にならないし、貴重品を車内に置いている訳でもないので、鍵を預けてまずは永平寺に向かいます。

永平寺の入口付近

永平寺は上記写真にも書かれていますが、日本曹洞宗の大本山です。
横浜市鶴見区にある「総持寺」と並ぶ日本曹洞宗の大本山とのこと。
割と近くに総持寺があるのに行ったことがないので、今度機会を設けて行ってみたいところです。

永平寺の参道

参道の雰囲気はこんな感じで、大きめサイズの杉がたくさん。
樹齢数百年の巨木が多数あって、参道周辺の雰囲気は神聖な空気に包まれている気がします。

永平寺の通用口

参道を少し進んだ左手にある通用門から入り、拝観料支払って建物の中に入ります。
拝観料は大人1名500円、小中学生は1名200円と、規模とかを考えるとかなり良心的な値段ではないかと思います。

建物内部に入った後はスリッパに履き替えて、その後は基本的に全て建物内での移動になります。
今日は晴天なので特に気になりませんでしたが、雨天時などではこうした拝観方法は有り難いかも知れません。

順路も分かりやすく書かれているので、案内に従って進んで行けば一通り永平寺の参拝をすることが出来ます。
ただ、斜面に沿っていくつもの建物が造られているので、どうしても階段での上り下りは出てきます。

足腰にあまり自信がない方であれば、休憩を入れながら移動していく必要があるので、そこは注意が必要です。
特に、本堂にあたる「法堂(はっとう)」は一番高い位置にあるので、階段がキツいと感じる方はそこまで行けない可能性もあります。

順路に従って進んで行くと、まずは傘松閣(さんしょうかく)の大広間を見ることが出来ます。

永平寺の傘松閣

天井にはそれぞれに花や鳥などが描かれていて、非常に美しいです。
上記写真は美しい天井が気になって撮影したんですけど、これだと大広間の広さが全然伝わりませんね。
156畳の広間なのでかなり広いんですけど…

永平寺の仏殿

その後は山門や中雀門から仏殿を見上げたり。

永平寺の階段

門の両脇にある階段を利用して法堂まで進んだり。
見るところがたくさんあって結構あっという間に時間が過ぎていきます。
私たちが参拝している中でも、雲水(修行僧)の方は毎日の修行をされていて、途中ですれ違ったりもします。

何をされているのかは明確には分かりませんけど、何かお供え物をしたり通路にある鐘を鳴らしたりしています。
もちろん声をかけることなど出来ませんが、中には結構フレンドリーに話しかけている方もいるようです。

「兄ちゃんはここに来て何年目?」とか。
それを聞いてどうするのか、みたいな質問だし、しかもやたらと声が大きかったので、そちらを見てみると…

(´・ω・) <まあお酒飲んでますよね

バッジみたいなものを身に付けているところを見ると、バスツアーで来られている方のようです。
お酒を飲むのが好きな方にとって、運転をしないで済むバスツアーはかなり魅力的な旅行の方法ではないかと思います。

バスに乗り込んでビールとかを飲んでいると、勝手に有名な観光地まで連れて行ってくれる訳ですから、これはもう最高です。
それは確かに最高なんですけど、目的地に到着した時にはもう既に結構良い気分になっていることも。

そんな状態でなおかつ団体になって参拝をするので、気が大きくなってくるのは当然というか仕方がないことだと思います。
そうなると今回のように、僧侶の方に話しかけてみたりする訳です。

恐らくお酒を飲んでいない状態で一人で来ていたらやらないことも、お酒が入り団体で来ると出来てしまう。
不思議なことです。

とまあそんな絡みはさておき、階段を上ったり下ったりしつつぐるっと建物内を見学した後は、また入口まで戻ってきます。
永平寺内の写真をたくさん見せることが出来ていないのは、単純に私が撮影した写真のクオリティがかなり低いから。

私が撮影した写真を改めて見ると、せっかく見てきた美しい山門や中雀門が木に隠れていたりして、なかなかバシッと決まってないんですよね…
何度も書いている気がしますけど、もう少し撮影のテクニックを身に付けたいものです。

入口から外に出て有名な勅使門(唐門)も見学したら永平寺の参拝は完了です。

永平寺の勅使門

入口まで戻ってきた段階で時間は12時40分になっているので、永平寺の参拝にはおよそ1時間30分かかってます。
ゆっくりまわってこのくらいなので、少し急ぎ気味にすれば1時間くらいで一通り見ることが出来ると思います。