2017.04.13 石川・福井旅行-4 二日目
石川県に到着した初日はやっぱり金沢駅付近にある有名な観光地ということで、兼六園と金沢城公園を観光のメインにしてみました。
妙立寺はそこまでメジャーな観光地とは言えないかもですけど、建物に関わる仕事をしている身としては、どうしても見学したかった…
ガイドブックを調べてみると、金沢駅付近にはもっと色々な観光地があることが分かります。
例えばひがし茶屋街とか近江町市場とか、金沢21世紀美術館とか。
これはもう当たり前すぎる話ではありますけど、自分が見たいと思うところをピックアップしていくのが正解ですよね。
妙立寺よりもひがし茶屋街の方が行ってみたいという方も多いはずだし、それよりも金沢21世紀美術館の方が良いという方もいるはず。
そうやって行くところを絞っていくのが楽しいですよね。
と、そんな旅行計画について書いていくと長くなるのでこのあたりにしておき…
初日は金沢駅付近の観光をした後、和倉温泉まで車で1時間くらい移動していき、のと楽に宿泊したところで前回の話は終わっていました。
かなり昔の話ではありますが、以前のと楽さんに宿泊した際には、最上階に特別室とか貴賓室みたいな部屋が用意されていました。
当時は運良くその部屋に泊まることが出来たんですけど、今調べると色々部屋は変えている感じで、今風のスタイリッシュな部屋に変わっているようです。
のと楽さんが色々な部屋のグレードを用意している中で、今回選択したのは露天風呂付客室。
部屋としては一般客室よりもちょっと良いかな、という感じです。
もちろん料理によって値段は様々ですが、食事は真ん中くらいのグレードで良いかなと思い、朝食はビュッフェ形式を選択しています。
ビュッフェだとちょっと食べ過ぎてしまうんですけど、それは通常の朝食でもあまり変わらないような気もするので一緒かな…
美味しい朝食を頂いた後にのと楽さんからチェックアウトして、今日はドライブしながら幾つか観光地をまわって山代温泉の瑠璃光まで移動する予定。

ルートとしてはこんな感じですね。
大体153kmの移動距離で移動時間は3時間くらい。
・橋を渡って能登島をドライブ
・世界一長いベンチ
・巌門(がんもん)
・氣多大社(けたたいしゃ)
・千里浜なぎさドライブウェイ
・山代温泉まで移動
・那谷寺(なたでら)
当初の予定よりも寄る場所が増えていますけど、これは「ついでに寄ってみるか…」となった場所が結構あったからです。
ある程度余裕を持った計画にしていたので、予想していたよりも時間に余裕があった、ということもあります。
どこまで余裕を見ておくのかはいつも難しいんですけど、まあ時間がなくて焦って観光したり、行きたいところを諦めたりするよりも全然良いです。
ドライブも目的に入っているので今日は結構移動時間が長くなりますけど、天気も良いので気持ちよく車を運転出来そうですよ。
■能登島
のと楽をチェックアウトして出発したあとは、まず能登島大橋を渡って能登島に入りました。
のと楽の部屋から見えた橋で、調べてみると石川県で最も長い橋とのこと。

部屋から見ると小さいですけど、実際には1kmくらいの長さがあり、道路の上下による曲線が美しい橋です。
とは言っても、実際に走ってみると道路に登りと下りがあるだけに感じるので、橋の形状を楽しむためには遠くから眺めるのが一番かも知れません。
そんな能登島大橋を渡って能登島に入っていきます。
能登島には水族館とか美術館があって、それぞれ結構楽しめるスポットとして観光客を受け入れる用意がされています。
ただし今回は残念ながらどこにも寄らないで通過する予定。
私は水族館が大好きです。
・行ったら絶対にイルカショーを見たくなる
↓
・ショーが始まる時間はもう決まっている
↓
・ショーが終わるともう少し待てば別のショーが始まる
↓
・もう少し待とうか悩んだ結果ショーを見る
というような楽しいループが始まってしまうので、最終的にはかなりの時間が必要になってくることが多いんですよね。
もちろん嬉しい話なんですけど、逆に言えば水族館をささっと見て終わりにすることが難しいので、今回は残念ながら行かないことにしました。
美術館も似たような話で、私はかなりガッツリ展示品を見る方なので、やっぱり結構な時間が必要になってしまう。
今日は移動距離が長いこともあったので、今回のルートからは外しました。
そんな訳で、能登島は車で通過しただけで、すぐにもうひとつある橋を渡って島から出ます。
能登島は単純に通過しただけなんですけど、話が長くなってしまいました…
■世界一長いベンチと桜貝
能登島を出たあとは、能登半島を西に向かって進んで行き、能登半島をほぼ横断して日本海を目指していくことに。
向かう先は、世界一長いベンチ。
ここはあんまりメジャーな観光地ではなくて、平日だったこともあって到着しても他に観光で来ている方はほとんどいないという状態ではありますが…
とにかく世界一の場所が石川県にあるのなら、やっぱり行ってみないと。
…というのは半分だけ本当で、実はかなり昔に石川県を訪れた際、この世界一長いベンチに寄っているんですよね。
当時は世界一長いベンチのそばに、自分の手形とか名前とかを入れられるゾーンがあったんです。
もちろん有料ですけどそんなに高額じゃなかったはず。
当時の私も手形を取って名前を入れたんです。
ただ、せっかく手形を取ったとしても、粘土の板みたいなベースに自分の手形を入れた後、高温で焼いて綺麗にかつ風化しにくいよう加工する必要があり…
観光客では完成した状態を確認出来ないという残念なことになっていて、もう十年以上も経過してしまいました。
それを今回の旅行では確認出来れば良いな、と思ってここに来ました。
世界一長いベンチの近くには増穂浦海水浴場があって、砂浜には結構びっくりするくらいたくさんの桜貝を取ることが出来ます。
こんな感じで天気も良く人も全然いない状態ですごく気持ちがいい。

桜貝は言ってしまえば単なる貝殻なんですけど、名前の通り綺麗な桜色で大きさは小指の爪くらいの小さな貝殻です。
自然に流れ着いた貝殻なので、大半は欠けたり割れていたりします。
そうなると、割れていない状態でなおかつ形が良くて、色が綺麗な桜貝を見つけたくなるのは人の心理ですよね。
そうやって「ベスト桜貝」を探そうとすると、大人でも結構夢中になって貝殻拾いをしてしまいます。
その後少しだけ車で移動して世界一長いベンチに。

世界一長いベンチと言っても、造りとしては途中で途切れている感じになっていて、これで長さを謳うのはどうなのかな…という気持ちも正直あります。
ただ、長い歩道沿いに並ぶベンチとその正面に広がっている海の組み合わせというのは、そうした理屈なんかもう全然関係なく最高です。
このロケーションがあったとしても、雨天とかだと気分も上がってこないかもですけど、今日は天気が良くて本当にラッキーでした。
こうした旅行は結構前もって計画をするため、当日の天気は運任せになってしまうだけに。
昔につくった手形も見つけることが出来て大満足でした。
結構たくさんの手形があったので見つけられるか心配でしたが、割とあっさりと発見出来ました。
手形には思いっきり名前を書き込んでいるので、もちろん写真は撮りましたけど、ここで紹介することが出来ないのが残念です。
今はもう手形サービスをやっていないようなので、ちょうど良いタイミングで手形をつくることが出来たのかも知れません。
ちなみにこの日宿泊する宿で仲居さんと話をした際に、この世界一長いベンチはもう世界一ではなく、既に記録を更新されているようだという話も聞きました。
だけど、ベンチに座ってただ海を眺めている時間というのは、別にベンチの長さとかは関係なくやっぱり最高なんですよね。
■巌門(がんもん)
世界一長いベンチの付近には道の駅みたいな建物があって、そこでお土産を購入したり、車を駐車することが出来ます。
三泊四日の日程で今日が二日目ということもあって、まだお土産を購入するのはちょっと早すぎるので、特になにも購入せずに出発です。
次の目的地は氣多大社だったんですけど、車で移動している途中には「能登金剛」と呼ばれる景勝地があります。
松本清張の小説『ゼロの焦点』の舞台になった地域とのことでしたが、残念ながら読んだことがないのであまりピンとは来ず。
道路からも迫力ある景色を楽しむことが出来ていましたが、途中に「巌門」と呼ばれる有名な景勝地があるとのこと。
車を運転しながらでは全力で景色を楽しむ訳にもいかないので、休憩も兼ねて見ていくことにしました。

駐車場は海面に対して結構高めに場所にあって、そこから「巌門」に向かって下りていく感じになります。
この写真からも分かるように、かなりの高さを下っていくことに…
波の調子が良ければ遊覧船に乗っても楽しそうですが、それよりもまずは巌門を目指して少しずつ階段を下りていきます。

ようやく巌門が見えてきましたよ。

海水が長年の時をかけて岩を削っていき、自然に力によって穴をあけていく、というような地形は各地で景勝地として見学することが出来ます。
もちろん、良くあるからと言ってその場所に価値がない、ということではないですよ。
今回訪れた巌門もその例に漏れず、実際に見ると迫力があって良い感じです。
自然が生み出したものというのは、なぜかずっと見ていても飽きないところがある気がします。
私の写真では巌門の迫力を伝えることが全然出来ていませんが、これはもう腕の問題なのでどうすることも出来ません…
もう少しカメラのテクニックがあれば、この目で見た時の何分の一かくらいは雰囲気を伝えることが出来るんですけど、まあ仕方がないです。
巌門を見学した後は改めて氣多大社に向かいます。





